まとめノート

みなさんは受験勉強のためにまとめノートは作っていますか?実は、これはあまり良い勉強法ではないです。まとめノートは良くない理由、ではどういうノートを作ったら良いのか、という話をしていきたいと思います。



まとめノートはなぜ作らない方が良いのか

まず、大前提としてまとめノートというもの自体が悪いと言っているわけではありません。私自身も大学に入ってからはまとめノートを作ることがあります。ただ、大学受験のためにまとめノートを作ることは良くないと言っているのです。

大学受験のためにまとめノートは作らない方が良い理由は3つあります。

1つ目の理由は、高校の教科書や参考書はすでにきちんとまとまっているからです。大学の教科書はテストに必要な内容以外のことも非常に多く書かれており、自分で内容を選んでまとめることが大事となってきます。それに対して、高校の参考書では大学受験に必要十分な内容がまとまっており、改めて自分でまとめノートを作ることの効果が低いです。

2つ目の理由は、高校時代には多くの問題集を解くということがあります。高校では問題集を解いていく過程で学んだ内容の復習ができるため、わざわざまとめノートを作って復習を繰り返す必要がありません。知識の定着は、受験への応用力養成という意味も含めて、問題集を使って行いましょう。

3つ目の理由は、まとめノートは作った時点で満足してしまう傾向が強いからです。綺麗なノートを作るということに労力を割くと、それが完成した時点での達成感がすごいです。それ以降に大事な、内容を吸収する、という過程が抜けてしまう人が非常に多いです。また、見やすさを意識してレイアウトにこだわっていると時間のロスも大きいです。

3つの理由を簡潔に総合すると、知識を頭に入れるのには参考書で十分で、まとめノートを作るのは時間の無駄になり、それなら問題集を解いた方が良い、ということになります。

ノートを使うべきタイミング

まとめノートは必要ないというのがここまでで分かったと思います。では、ノートを使うべき場面はどんなときなのでしょうか。

それは、問題集を解いていて知らない知識が出てきたときです。参考書もすべてを網羅できているわけではなく、まとめノートと同様に本当に重要な部分を主に扱っています。細かい部分まですべて書いてしまうと読みにくくなってしまうわけですね。そのため、問題集を解いているときに必ず知らない知識が出てきます。その知識を、綺麗なレイアウトではなくていいので、ノートにまとめておく必要が出てきます。

例えば、長文で知らない単語が出てきたときに書き留めておく、化学の問題集で知らなかった化学反応や法則が出てきたときに書き留めておく、という感じです。もちろん、これも書いておくだけでは意味がないので、後からちゃんと見直しましょう。



まとめ

高校の勉強では、すでに良い参考書がたくさんあります。それを使わないのは非常にもったいないです。まとめノートを作るよりも参考書を読んだり問題集を解いたりする方に力を入れてみてはいかがでしょうか。