模試

みなさんは模試をどの程度受けていますか?おそらく、高校で色々なものを受けさせられている人も多いでしょう。

模試は、どの模試を受けどのように受けるかを考えておかないと、きちんと活用できません。

今回は、模試の受け方について書いていきます。



模試は1種類で大丈夫!

模試は色々と受ける必要がないというのがメインテーマです。模試は1種類に絞るべきです。理由は2つあります。

1つ目は、自分のレベルに合った模試というのは基本的に1つだけだということです。有名な記述模試だと、進研模試、全統模試、駿台模試、があり、難易度はこの順番に易しいです。これらは目的がそれぞれ決まっており、進研模試は学校の内容が身についているかの確認、全統模試は一般的な大学受験対策、駿台模試は難しい問題が解けるかの腕試し、というような位置づけです。

2つ目は、色々と模試を受け続けると、その模試を受けている時間が無駄になってしまうからです。どの模試であっても丸1日模試を解いていることになります。これが意味のない行為だとすると、ただただ1日捨てたことになります。その分勉強に費やした方が絶対に自分のためになります。

どの模試をどう受けるべきか

上の内容から察せると思いますが、受けるべき模試は全統記述模試です。これが最もスタンダードで、最も自分のレベルを測ることができる模試だからです。全統記述模試を常に受けていくことで、自分のレベルがどう変わっていくのかというのを測れるとともに、自分の苦手分野が必ず浮き彫りになります。

どのように模試を受けるのが効果的な模試の受け方なのでしょうか。これには3つポイントがあります。

1つ目のポイントは、あくまで受験に向けて勉強をしていくべきだということです。模試には範囲が設定されており、進みがゆっくりな高校でも全員受験ができるようになっています。その範囲だけを集中的に勉強すれば確かに模試の点数は上がるはずですが、それは良くありません。あくまで受験について考え、その目標に向けてどの程度進歩しているのかを模試で確認しましょう。

2つ目のポイントは、模試の復習は採点結果が返ってきてからの方が良いということです。「模試の復習は受けた次の日にする」という話をよく聞くのですが、実はあまり良くない方法だと思います。自分なりに間違えたと感じる部分を勝手に判断して解きなおしたり解答を見直したりするよりも、実際にどういう採点をされているのかを見てから間違えている場所を解きなおす方が効果的です。模試を受ける→結果を見る→間違えた問題を解きなおす→改めて自分の模試解答を見て何が悪かったのかを考える、というサイクルを心がけましょう。

3つ目のポイントは、苦手分野をきちんと把握するということです。どの模試でも明らかに解けていない教科や分野があるというのが模試を受けているうちに判明していくと思います。苦手な分野を伸ばすのは得意な分野を伸ばすよりも簡単です。絶対に苦手分野の教科は行いましょう。

大学別模試について

全統記述模試の他に、大学別模試がある場合は必ず受けるべきです。これは大学の入試形式で自分がどの程度受かりやすいかというのを確実に判断してもらえるからです。河合塾と駿台の大学別模試を全部受ければ十分なので、それらを受けましょう。模試の受け方については全統記述模試と同じようにするのが良いです。

ここで注意してほしいのが、河合塾でも駿台でも、大学の入試を完全に把握してそれに沿った問題が出ているわけではないということです。難易度調整や採点方法が微妙に本番と異なっています。そのため、総合点が入試の最低点に届いているかよりも、順位や判定の方を気にしましょう。なんやかんや模試の順位は本番の順位に結構直結していることが多いです。

共通テスト模試は受けなくても良いのか?

はっきりと言います。私は「マークシート方式の模試は受けなくていい」という考えを持っています。理由は2つあります。

1つ目は、共通テストの問題のレベルを見るに、きちんと記述式の問題を解いてきた人はそれに特化した対策をしなくても大丈夫だからです。記述式の問題を解ける人は基本的にマークシート方式の問題も解けます。出題形式に慣れるために2回ほど解いておけば十分だと思います。小手先のテクニックではなくてちゃんとした学力を身につけることを優先するべきです。

2つ目は、マークシート方式なのだから自分で採点できるということです。これは多くの人が感じていることだと思いますので深くは説明しませんが、予想問題集などを買って解く方が良いです。すぐに自分で採点して自分で復習できるという利点が大きいためです。

マークシート方式なのは2020年時点での話なので、記述式が導入されたら2回くらいは受けておいた方がいいかと思います。おそらく記述の量は少ないので、2回で十分だと思います。

ここで注意するべきなのが、共通テストでしか受検しない教科についてです。理系にとっての社会とかですね。これについては共通テストの予想問題やセンター試験過去問などを多めに解いておくことをオススメします。どちらにしろ、模試を受けに行く必要はなく、その教科の問題だけを集中的に解いていくことが大事です。



まとめ

模試の受け方についてはこのような感じです。模試を沢山受けたからといって成績が伸びるかというと全く関係ありません。1カ月ごとに異なる種類の模試を受けたところで、模試の違いによって混乱を生むだけですし、そんなに成績が変わるわけがありません。ある程度の間隔をあけて、模試をメンテナンス材料として利用しましょう。