過去問

大学受験の勉強の悩みの1つとしてよく聞くのが、過去問の扱い方ですよね。何年分解いておくべきなのか。いつから始めるべきなのか。どのように解き進めるべきなのか。

そういう疑問を解決しつつ、過去問演習効果を最大限にする方法について語っていきます。



共通テストの過去問について

共通テストはまだ過去問がないので予想問題などを解くことになると思います。受ける大学がどの程度共通テストを重視しているかにもよりますが、基本的には5回分解けば十分だと思います。点数が取れる人はもっと少なくても大丈夫です。

しかしながら、教科によって難易度が異なることがあるのが共通テストの特徴です。国語はみんな苦手だと思うので、10回分くらいは解いておいたほうが良いです。また、社会は共通テストの問題で勉強ができるので、やはり多めに解いておくべきです。

まず、1回全教科を通して解いてみましょう。その時に、あからさまに苦手な教科がある場合は問題集や参考書で復習しておきます。ある程度復習が終わったら、もう1度解いて伸びを確認しておきましょう。

次に、国語と社会をたくさん解く段階に入ります。国語は安定的に点数がとれるようになるまで、できるだけ解いていきましょう。制限時間が厳しいと思うので、絶対に全部に目を通せるような時間配分を考えておきましょう。社会は、自分のレベルを確認するとともに、問題と答えごと覚えておきましょう。短期記憶でよいので詰め込んでおくことが結構本番の点数に響いてきます。

最後に、確認程度に3回分ほど解いておきます。ここで、いまだに点数が悪い科目については、改めて問題集や参考書で復習をし、その教科だけプラスで2回程度解くようにしましょう。

始める時期としては、11月後半くらいだと思います。

第一志望の大学の過去問について

第一志望の大学は5年から10年分は解いておいたほうが良いです。難関大学なら青本があるのでそれを解いておきましょう。普通の大学でも赤本が通常3年分あるので、昔のものも頑張って手に入れて、できれば5年分は解いておきましょう。

基本的には、時間配分の確認に費やすべきです。どのようにしたら点数が最大化されるかというのを考えましょう。それから、解けない問題が出てきたときにそれをどう処理するかというのも決めておきましょう。

例としては、数学が大問5つで制限時間が100分とします。20分ずつ単純に費やすのはあまり良い方法とは言えません。良い方法としては、3分ずつ問題を見ていき、解けそうな問題から解いていきます。最後のほうに、解けなさそうな問題にも一応手を出しておき、部分点を狙っていきましょう。

時間配分を決めて、その解き方に慣れるために必要だと思われるのが大体5年分だと思います。難関大学で、時間配分が厳しい場合は10年分くらい解いておきましょう。それ以上になると形式も変わってきてしまうので、その程度にしておきましょう。

始める時期としては共通テストが終わってすぐくらいが良いです。共通テスト対策と並行してしまうとやはり混乱が生じてしまうと思います。参考書や問題集を固めつつ、過去問に慣れていきましょう。

第二志望以下の大学の過去問について

これは正直2年分で十分です。基本的に第二志望以下の大学の問題は第一志望の大学よりも簡単なはずなので、解けて当然かなとは思いますが、それでも2年分は解いたほうが良いです。

1回分はどんな雰囲気でどういう風に解き進めたらいいかの検討に使う、もう1回分はその解き進め方がちゃんと使えるかを確認する、という感じです。これで普通は準備万端になると思います。

やはり第二志望の大学に多くの時間を割くのはもったいないので、2年分くらいにしておきましょう。始める時期としては、第二志望の大学受験日の1週間前くらいで良いと思います。



まとめ

過去問の使い方は合否に直結します。勉強をきちんとしてきても、本番で時間配分をミスってしまうと大きな失点につながってしまいます。予想外の苦手科目があっても不合格が近づいてきます。きちんとした過去問の使い方をして、大学受験を乗り越えましょう。