日本受験界のトップ2というと東大理三と京大医学部だと思います。実際に、東大vs京大みたいな感じでテレビで取り上げられることも多いように感じます。
教育面では東大と京大のそれぞれに良いところがあると思いますし、京大を経験したことがないのではっきり言えません。そのため、今回は入試という面で「東大理三vs京大医学部」について少し考えていこうと思います。
教育に力を入れている家庭は東京の進学校に子供を入れることが結構あります。東京の超進学校の人たちでは、東京出身でない人がかなり多いです。全国各地から開成高校などに通っている人が割といるのです。
これらの人たちは東京大学を通常目指します。当たり前ですが、わざわざ京都大学を目指すことはないんですね。
下の表を見てもらうと、東大に数多くの学生を輩出している高校が、京大合格者はほとんど輩出していないのが分かると思います。(灘高校だけは関西地域にあるので例外です)
2021年東大合格者数ランキング | 東大合格者数 | 京大合格者数 |
開成高校 | 144 | 10 |
(灘高校) | 97 | 34 |
筑波大学付属駒場高校 | 89 | 1 |
麻布高校 | 86 | 11 |
そうなると必然的に東大の入試レベルが上がっていくことになります。
関西の進学校について考えていきましょう。
京大に多くの合格者を輩出している高校は東大も多くの合格者がいることが分かると思います。
2021年京大合格者数ランキング | 京大合格者数 | 東大合格者数 |
洛南高校 | 70 | 26 |
西大和学園高校 | 63 | 76 |
甲陽学院高校 | 57 | 31 |
関西圏のトップ校はやはり東京大学に行く人も多いということがこのデータからも分かるということです。
次に話す内容は私自身の経験についてです。高校2年生の最後に「進研プロシード模試」という、超進学校の人たちも受ける模試を受けたことがあります。
もちろん、超進学校の人たちが受けていることもあり、東大理三や京大医学部志望の人も非常に多いはずです。
そこでの私の順位が「東大理三53位、京大医学部11位」という感じでした。
これを見ても結構難易度に差があるんだなと感じました。
東大生が京大生に頑張ってマウント取ろうとするという嫌な感じな記事になってしまいましたが、雑記なので許してほしいです。
京大生の反論待ってます。
誰でも独学でできる大学受験対策について、トップレベルの東大生が試行錯誤して成績を伸ばしてきた経験から色々な記事を書いています。 大学受験参考書 受験勉強体験記 勉強法総論 科目別勉強法