組織学総論のページです。
ほとんどの臓器は、表面を上皮組織で覆われています。その上皮も、形や機能の違いによっていくつかの種類に分けられています。 上皮組織のすぐ下には基底膜があり、さらに下に行くと結合組織があります。 また、上皮組織の特徴として、 …
結合組織とは、一般的に体の構造を維持するためにある組織のことを指します。結合組織によって、臓器の形が保たれているということです。 結合組織には、実際に体を支える線維性成分と、それを分泌したり他に作用を持ったりする細胞性成 …
筋組織は、体を動かすための組織です。筋組織は主に3つの種類に分かれており、それぞれについて特徴と構造を語っていきます。 平滑筋 平滑筋は、自分の意志では動かせない不随意筋の一種です。 これを構成するのは長い紡錘形の細胞で …
神経は、脳などの中枢神経、体中にある末梢神経に分けられます。 神経にはいまだに分かっていないことがたくさんあります。それだけ複雑な仕組みで私たちの体を支配しているわけです。 ちなみに、東大医学部の研究室の半分くらいは神経 …
骨は全身に色々な形のものがあります。そして、それらは体の内部を守ったり、体を支えたりしているわけです。軟骨は、骨の関節などでクッションの役割をしています。 そんな骨や軟骨たちをミクロな視点で見ていきたいと思います。ただ体 …
血液は全身をめぐってさまざまな働きをしています。酸素や栄養を運んだり、免疫細胞を運んで体全身を守ったりしています。 組織学において習う血液の内容は、どのような成分が入っているかです。そして、それらが形態的にどうなっている …