組織学各論のページです。
皮膚は体全身を覆っており、体を守っています。また、触覚なども皮膚で感じています。 その皮膚ですが、実はかなりたくさんの層でできています。表面側から表皮、真皮、皮下組織、からなり、さらにそれぞれがいくつかの層に分かれていま …
心臓は、血液を送り出してそれを受け取るという働きがあります。人間にとって非常に大切なこの臓器とそれに付随する血管系についてミクロな視点で見ていきたいと思います。 心臓 構造 心臓は、心内膜、心筋層、心外膜、の3層で主にで …
気管と肺は、体のエネルギー産生に必要な酸素を取り込む器官になっています。酸素を取り込む機能が必要なのはもちろんなのですが、酸素を取り込む過程で入ってくる異物を排除する機能も必要になっています。そのへんも組織的な観点から見 …
腹部の臓器としては私たちにも認識しやすい消化器系に入っていきます。今回は、その最初の部分である口を解説していきます。 口唇 口唇は、横紋筋と脂肪組織を中心として、顔面側は皮膚、口腔側は粘膜で覆われています。 皮膚側の構造 …
いよいよ消化管に入っていきます。食べ物が最初に通る食道、そして食べ物を消化していく胃について語っていきます。 食道 食道はあくまで食べ物の通路なので、そこまで覚えることはありません。一応、その簡単な性質について書いていき …
小腸と大腸は栄養分や水分の吸収を行なっているという知識は持っていると思います。もう1つ大事な機能として免疫機能があり、それを担っている組織がここではいくつか出てくるのでそこを中心に覚えていきましょう。 小腸 小腸は、胃か …