ココナラは個人同士で仕事のやり取りができるサービスとして有名です。
自分の持っているスキルを活かして仕事をしたり、他人のスキルを有効活用したり、と販売・購入の両側面で色々と利用のできるものになっています。
しかし、このサービスは様々な評判があることも確かで、実際に以下のような不安要素があるという人も少なくないでしょう。
・スキルなんて持ってないから稼げない
・個人同士の取引ってなんか怖い
・手数料が高くて損してしまう
これらの不安についても触れながら、ココナラの始め方・使い方を解説していこうと思います。
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ココナラに登録しましょう
まずはゴチャゴチャ言う前にココナラに登録してみましょう。
始めるだけなら無料なのはもちろん、登録にかかる時間はたった1分です。
ステップ1
このリンクをクリックする
ステップ2
メールアドレスを選択する
ステップ3
必要事項を入力する
というように言葉にすると一瞬ですが、もう少しだけ説明していきます。
リンクをクリックすると下のような登録画面が出てきます。自分がもともと持っているアカウントで登録すると楽ですが、後々取引をたくさんするとメールが大量に届くということもあるので普段使わないアカウントを登録するのがおすすめです。
あとは必要事項を記入していくだけです。ご登録目的とご利用シーンについてですが、基本は「販売と購入の両方」「プライベート」で始めていくと良いと思います。本当にビジネスになったときにビジネスとして登録していくと良いと思います。
ココナラの登録はこれだけです。ここから販売・購入のコツを詳しく書いていきます。
ココナラを始めてみましょう
登録をしたらさっそくココナラを始めてみましょう。
ココナラを始める際、最初はどのようなサービスがあるかについて見てみてほしいです。ココナラというシステムを利用してみんなが様々なものを提供しているのが分かるかと思います。
多いのは「イラストや音楽などの作品提供」「ビジネスへのアドバイス」「悩み相談」の3つのカテゴリーです。
イラストや音楽はビジネスをしていると色々な場面で使いうるものです。Twitterやインスタグラムでのアイコンのイラスト、YouTubeの動画でのイラストやアニメ、動画用音楽、などは需要がかなりあるため、よく売れているのだと思います。
ビジネスへのアドバイスとしては、ブログやYouTubeへのアドバイス、投資などへのアドバイス、があります。何かを始める際にはその道のプロに聞くと早いというのがあるため、これも需要があるのだと思います。
悩み相談としては、ただただ悩みを人に聞いてほしい、何かしらアドバイスが欲しい、占ってほしい、というようなもの多くがあります。今の社会では悩みを抱えている人も多いのだと思います。
購入をする際も、販売をする際も、どちらにしてもこれらのサービスで人気のものがどのような風に売られているかというのを確認してみてください。
販売を始めてみましょう
このページを読んでいただいている方の多くは「ココナラで何かを売ってみたい」「ココナラで稼いでみたい」という人なのではないかと思います。
サービスを出品するとき、どのジャンルであっても自分のサービスを選んで購入してくれる人が居なければダメです。そのためには、他の人たちもたくさんいる中で自分のものを選んでもらわなければならないのです。
そのために初心者がやるべきことについてまずは説明していきます。
初心者が気をつけるべき5つのポイント
説明はなるべく詳しく書く
当たり前ですが、取引相手は名前も顔も知らない相手になります。その相手が自分のサービスを選ぶ基準について考える必要があります。
そのためには、自分の提供するサービスがどういうものなのかというのをはっきりと細かく伝える必要があります。購入者が求めているサービスなのかどうかというのを読んだだけで判断できるようにしておくべきというわけです。
自分が購入者だった場合にどこが気になるかというのを確実に書いておきましょう。また、説明欄では説明しにくいような内容の場合には、よくある質問のところに質問回答形式で書くことができますので、そちらも活用していきましょう。
「わからなかったら問い合わせが来るだろう」は間違いです。「わからないから他の人のを見よう」となるだけです。
ココナラブログを活用する
サービスの説明欄いっぱいに書くのは大前提として、個人的にはそれでも説明が足りていないと思います。文字数制限もあります。そこで私が使っているのがココナラブログです。
ココナラにはサービス出品だけでなくブログ機能があります。ここで自分の出品サービスの説明を詳しく書くようにしましょう。
ブログ機能を使えば画像などを織り交ぜながらわかりやすく自分のサービスについて説明することができますし、文字数制限も気にする必要がありません。自分のサービスについて色々と工夫しながら伝えていくことができるのです。
自分の個人ブログやnoteで解説するのも良いと思うのですが、それをやるとココナラの自分のサービス画面にリンクを貼れなくなってしまいます。ココナラは外部リンクを禁止しているらしいです。
そのため、ココナラブログを活用していきましょう。
画像をわかりやすくする
ココナラの出品画面には画像を設定することができます。ここがサービス検索画面で大きく表示されるわけです。ここでインパクトを与えておく必要があります。
イラストを提供する場合には、自分の渾身の1枚をトップに載せておきましょう。そして、他のサンプルたちを画像一覧の中にちりばめておけると良いです。
インパクトのある画像に、自分のサービスの強みを一言で載せる、というのも他のサービスならありだと思います。
結局、サービスを選ぶ際に第一印象ってかなり大事なってきます。サービスが非常に良かったり、説明が非常に良かったりしても、まずはクリックしてもらえなければ始まりません。
まずは、他の人のサービスを見て、自分がどれをクリックしたくなるかを考えましょう。やはり、自分が購入者となったときの目線は非常に大事です。
次に、それらがどういう部分で目を引くのかというのを考えていきましょう。クリックしたくなるサービスとそうでないサービスの違いを見極めるのが大事です。
最後に、良いと思う要素を混ぜ込んだ画像を作っていきましょう。こういうサムネイルを作っているサービスもあるので、それらを活用するのも良いと思います。実際に購入する体験にもなり、どういう対応されると嬉しいのかなどもわかるようになります。
最初は値段設定をかなり低くする
ココナラには出品者のレベルを評価する指標がいくつかあります。
1つ目が販売数で、多く売れているものはそれだけ人気のサービスということです。
2つ目が平均評価で、今までのサービスが購入者にどういう点数をつけられてきたかというのが分かります。多くの出品者が4.8以上にはなっていると思われ、そうでない場合には少し注意が必要かなと感じ始めます。
3つ目がランクで、販売数と平均評価を統合したような指標になります。主にここ最近の販売数と平均評価によってランクがつけられていき、一目で良い販売者なのかというのが判断できるようになっています。
ココナラは割とどの分野でもレッドオーシャンで、多くのプラチナランク者がいます。その中で始めたての人がどのようにしたら選んでもらえるかというのを考えなければなりません。
そのためにはやはり値段がカギになってくると思います。
「ランクは低いが、この値段なら試しに買ってみようかな」という人がいて、初めて購入してもらえると考えましょう。そのためには、相場の半分くらいにするのが良いです。
安すぎるとそれはそれで怪しいため、相場よりは安くて怪しくはないかなくらいのギリギリのラインを狙っていきましょう。説明欄に「始めたてのため安く販売しています」と書くのもありかと思います。
自分のランクが上がるにつれて値段も上げていくというのが良いです。相場の値段の半分で設定するとどうしても稼ぎとしては悪くなってしまいます。「売れてきて販売が追い付かないぞ」くらいになったら値上げをして、自分の利益を高めていきましょう。
本人確認など
最後はテクニックでも何でもないのですが、ココナラには本人確認と機密保持契約というものがあります。私も写真のように本人確認と機密保持契約を済ましています。
これらができていると少し信用度が上がると言われていますし、ココナラのランクにも関連する部分です。
正直、これが購入の決め手になることは多くないと思うのですが、2つのサービスで迷っているときには、本人確認されているほうを選ぶかなと思います。
大した手間ではないのでやってしまいましょう。
どんなサービスを出品するのか
自分の中で出品するサービスが決まっている場合は、上の内容を参考にして出品をまずはしてみてください。
ココナラで稼ぎたいと思っていても、なかなかどんなサービスを提供するべきかというのが分からない人は多いと思います。
そこで大事なのが、今まで自分が何をしてきたのかをよく考えることです。自分に少しでも強みがあればそれは簡単にビジネスに繋がります。
多いのは小さい頃から絵をたくさん描いてきた人が他の人のためにイラストを描いてあげるというサービスです。絵のタッチというのは人の好みがわかれる部分なので、様々な需要があると思います。
イラストの仕事を拡張するとデザインの仕事にも繋がっていきます。デザインというのは勉強しないと作れないものですが、そもそもイラストを描けないと難しいです。イラストを描けるという最初の強みに、デザインを勉強したという強みを加えてあげると、大きな強みになるわけです。
さらに、デザインをプロに頼むと結構な値段になります。そこを安く提供できると需要が生まれていきます。
このように、自分がもともと好きなことにプラスして勉強をすることでサービスとしての需要が広まっていきます。
他にも、接客業についているなら話術を活かして悩み相談サービスをする、IT企業で働いてきたならプログラミングをサービスにする、人事に携わってきたなら面接のアドバイスをする、など考え方によって何かしら自分に合ったサービスを提供できるはずです。
私であれば「受験を頑張ってきたからそれをサービスにしよう」という感じですね。受験関連サービスは多いですが、きちんとアピールしていくことにより売れ行きを伸ばしてきました。
自分では「こんなの売れるのかしら」と思うようなサービスでも意外と需要があるかもしれません。きちんと体裁を整えて出品することが大事です。
サービスをアピールしていこう
サービスの出品が終わったらそれのアピールをしていきましょう。
ココナラに出品しているだけでも待っていれば購入してくれる人がいるかもしれません。しかし、他の場所でもアピールできるとより良いと思います。
方法としては以下の3つが主に挙げられます。
ブログ
私はこのブログからの流入が多いと思います。実際、ブログの閲覧者が増えるにしたがって購入者も増えていっています。
しかし、ココナラをメインでやろうと思うときにはブログ開設はあまりオススメしません。手間やお金もかかりますし、そこからの流入が現れるのもかなり時間がかかります。
ただ、長い期間かけて定期的にブログを更新できるタイプのサービスであれば、最終的には大量の流入を見込むことができます。ココナラを最初から本気でやるつもりならやってみるのもアリかなという感じです。
私のブログの初期についてはこちらの記事で書いています。
SNS
TwitterやInstagramは手軽に始められ、さらに多くの人が見てくれるという意味でやっぱりやっておくべきかと思います。
なかなかこれらからサービス購入まで繋がることはないのですが、それでも多くの人が見ていれば一定数の流入が見込めます。
他にもPinterestも少しマイナーですが、多くの人が閲覧してくれる可能性があります。長期的な効果も見込めるので、1度確認してみてほしいです。
note
noteはブログとSNSの中間のようなもので、ある程度の人数に見られつつ、自分のサービスをたくさんアピールできる場になると思います。
noteとブログの類似点は、多くの内容を詰め込める点ですね。そしてnoteはSNSと同じように多くの人に視認されやすいです。
noteそのものが利用者が多いので、自分でブログを始めるよりも、少なくとも最初の時点では多くの人が読んでくれるはずです。
私もnoteにサービスの説明を載せています。ブログ→note→ココナラという流れが多いとは思いますが、note→ココナラも結構あるのではないかと思っています。
実際に売れたらどうしていくべきか
ここまでやったらあとは誰かが買ってくれるのを待っていきます。もちろん、ブログを書いているなら継続的に書く、SNSでのアピールを行なう、などはしていきながらです。
そして実際に売れたときにどのようにしていったらよいのかというのを考えていきましょう。いくつかポイントがあるのでそこを確実に押さえていくべきです。
丁寧な対応を行なう
これは当たり前のことですが、丁寧な対応を行なうことは必須条件です。
まずは、丁寧な言葉遣いを心掛けていきましょう。不自然にならない程度に最大限の敬語を使っていくべきです。
次に、返信はなるべく迅速に行なっていきましょう。少しでも待たせるとそれだけで印象が悪くなります。自分よりもすごくせっかちな相手かもしれません。
また、事あるごとに相手に質問がないかを尋ねていきましょう。質問も人によってはなかなかしにくいと感じているかもしれません。
一つひとつの気遣いを、特に最初の頃は、心掛けていきましょう。段々と慣れていくとそれほど意識しなくてもできるようになっていきます。
細かい要望にも対応する
サービスとして予定していた内容以上のことを求められることがあります。
これらに対しても、最初のうちは追加料金などは求めずにそのまま対応していきましょう。
というのも、最初の頃には相手の評価が非常に大事になってきます。いきなり評価2などをつけられてしまうとそれ以降誰も買ってくれなくなる可能性があります。
そのため、多少無理な要求であってもきちんと応え、親切な対応をしたというイメージを植え付けていくようにしましょう。
本当に変な購入者への対応
ココナラをやっていると、ごくまれに変な購入者が現れることがあります。
指定通りにサービス提供したのに怒り出す人、本当に無茶な要求をしてくる人、いきなりキレ始める人、など様々です。
私はある程度サービスが売れてきてからそういう人たちに会ってきたのでそれほどダメージはありませんでしたが、こういう人たちが初っ端にくると大変です。
対応に慣れていない状況だと大変ですし、低い評価を容赦なくつけてくるので大ダメージです。
こういう場合にはキャンセルしてしまうのも1つの選択肢です。どうにもこうにもならなそうと感じたときには、自らキャンセルの流れに持っていきましょう。
できるだけ丁寧に、合意のもとでキャンセルに持っていきましょう。ただ、キャンセルされたサービスには評価をつけることができないのである程度強引でも大丈夫です。
サービス販売のまとめ
「自分の強みを見つけてサービスに繋げる→人の目をひくように出品をする→アピールを各所でしていく」の3ステップでココナラは始めていけます。
あとは実際に買ってくれる人がくるのを待つのみです。1人が買ってくれ、そこで良い評価がついたら、そこからは徐々に売れていくようになります。
1カ月待っても音沙汰なしという場合には少し修正を加えていきましょう。それまでは我慢です。
購入を始めてみましょう
販売に対して購入はそれほど考えることは多くありません。
ただ、それでも良いサービスを見分けたり、うまく活用したりするためにはいくつかポイントがあるので、そこだけは気をつけていってください。
自分の希望するサービスについてよく考える
購入する際には、自分がどういうサービスを欲しているのかというのをきちんと考える必要があります。ここが曖昧だと満足できるものが提供されずに終わってしまうかもしれません。
販売されているサービスを見てみると、ちょっとずつ細かな違いがあることが分かると思います。どのサービスが自分の求めているものにピッタリ合っているのかを見極めてから購入していきましょう。
また、自分の中でも何が欲しいのかよくわかっていない場合には、販売者もよくわからないまま作業に入ることになります。
「細かすぎる要望は鬱陶しいのではないか」というのは考えずにとりあえず伝えてみましょう。厳しい要望であればちゃんと厳しいと言ってくれますし、細かいほうが販売者も色々やりやすいです。
サービスの説明は隅から隅まで読む
これは多いのですが、サービスの説明を全然読まずに購入する人たちがいます。説明にすべて書いているのにも関わらず聞いてくるというわけですね。
これはどうしても印象が悪くなってしまい、スムーズな取引を妨げる原因になってしまいます。
もちろん、販売者としてはそういう相手にも丁寧に対応してくべきなのですが、それでも人間なので少し面倒だと感じてしまいます。
サービスの概要、購入する際のお願い、よくある質問、値段設定、について確実に読み込んだうえで購入するようにしましょう。
クーポンを利用する
ココナラにはクーポンが時々発行されます。
その中でもお得なクーポンがくじ引き形式のもので、1等賞は10000円分のクーポンが当たります。1等賞は滅多に出ないですが、1000円オフや500円オフはしょっちゅう当たります。
これらが発行されたタイミングできちんと購入するようにしましょう。
ココナラの不安を解消!
最初にも挙げましたが、ココナラを利用するときに気になる点がいくつかあると思います。
・スキルなんて持ってないから稼げない
・個人同士の取引ってなんか怖い
・手数料が高くて損してしまう
これらについて私の考えを語っていきます。
スキルなんて持ってないから稼げない
これについては「販売を始めてみよう」のところで話しましたが、意外と色々なものがサービスとして活用できます。
詳しくはそちらを読んでほしいですが、人生の色々な経験が簡単に仕事になる、というのがこのココナラというシステムなわけです。
個人同士の取引ってなんか怖い
これについては、おおむね大丈夫だということをお伝えしたいです。
理由としては、まず大体の人はまともな人たちです。取引は互いに対等な立場だということをわきまえ、丁寧に対応してくれます。
そして、トラブルになる最大の原因であるのがお金だと思うのですが、これについてはきちんとした仕組みができています。
「サービスを提供したのに支払われない」「お金を払ったのにサービスが提供されない」というようなことは起こりえません。
販売者は納品をしたら返事が返ってこなくてもお金は入ります。購入者はお金を払ったのに返事がなくなったらキャンセルが可能になります。
手数料が高くて損してしまう
ココナラでは、購入時に5.5%、販売時に22%の手数料がかかってしまいます。
これは確かに痛手のように感じるのですが、実際はそうでもありません。
購入者目線としては、5.5%というのは消費税よりも安いです。それを考えると、税抜き価格でサービスは表示されるのだなくらいに考えられると思います。
販売者目線としては、22%というのは良心的な割合だと感じています。というのも、個人で企業などと取引をする際、売り上げ全体の企業側に半分以上取られてしまうのが一般的です。
また、ココナラでは良いサービスを提供すれば値段を自分で高くしても売れるため、手数料の分くらいは簡単に補充できるようになるわけです。
まとめ
ココナラはスキルを売るという意味では非常に優れた場所だと思っています。
実際に、私も受験サービスをたくさん利用していただきつつ、いくつかのサービスを利用させてもらっています。ブログなどで使うイラストを作ってもらったり、宣伝をしてもらったりと、自分ではなかなかできないことを依頼しています。
自分の得意分野をサービスとして提供して、自分でできないことは提供してもらう。これを手軽にできるプラットフォームとしてココナラはあります。
個人同士で取引するということのメリット・デメリットをきちんと考えたうえで、戦略的に売買を行なっていきましょう。