心理学というのは、フロイトやユングやアドラーなどの色々な流派があったり、社会心理学や教育心理学みたいに様々な分野があったりして、なかなかどこから学び始めればいいのか難しいものかと思います。そんなときにこの本を読むのをおすすめします。


本の内容

この本では、それぞれの心理学分野の基礎となる部分をさらっていって、その中で歴史や流派などについても学ぶことができます。

この本を読み切ることができれば心理学の基礎を一通り理解することができる一冊となっています。その分、ページ数も非常に多くなっています。ただ、文章自体は非常に簡単に読めるものとなっているので、前提知識などはほとんど必要とせず、本を読むことや勉強すること自体に抵抗がなければ読み進めていけると思います。

読み進め方

本の使い方としては前から順に読んでいくのが良いと思います。

暇な日に11章読むという読み方がおすすめです。もし常に忙しいのであれば、章のなかでもわかりやすい区切りがあるので、その区切りごとにゆっくり読んでいくというのも手だと思います。

本文とは別に最後の方に単語のまとめがあるので、本気で心理学を学びたい人は、本文を読み終わった後にこの部分もきちんと読んでおくと良いと思います。もしこの本の後に他の詳しくて難しい心理学の本を読む場合には、基本単語をきちんと網羅しておくことが必要なので、この段階をきちんと踏みましょう。

まとめ

この分厚い本を読み切った後の達成感や心理学を学べた感覚は非常に気持ち良いものになると思います。読んでいく中で興味のある心理学分野を見つけて、より詳しいことについて学んでいけるとさらに面白いはずです。

この「ヒルガードの心理学」をぜひ手に取ってみてください!

もし、基本知識としてもっと学びたいことがある場合には、心理学検定という検定もあるので、ぜひ勉強して受けてみてください。ここまでやり切れば心理学の基礎知識としては十分になると思います。このサイトでも心理学検定を紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。