Very Short Introductions

大学に入って以降、どのように英語の勉強をしていますか?高校までは大学受験に向けてその勉強をするのが一般的ですが、大学生や社会人はそのような勉強はしないでしょう。

もちろん、英検IELTSの勉強をするのも良い勉強法だと思います。これらは目標が分かりやすいので、挑戦したことない人はぜひ1度チャレンジしてほしいです。

しかしながら、それ以外の勉強となるとどうでしょうか。大学生に必要な読解力を身につける勉強がきちんとできているでしょうか。英語の文献を読む際、高校までの勉強ではなかなか歯が立ちません。そんなときにおすすめなのがこの「Very Short Introductions」という本のシリーズです。



英語の勉強に小説を選ぶのか

日本の書店や図書館で英語の本を探そうとしたとき、どうしても小説が多くありませんか?もちろん小説を読むこともいい勉強になるので、これを否定しているわけではないです。しかしながら、せっかく英語の勉強をするのなら、それと同時に新たな知識を手に入れたいとは思いませんか?

日本語の本を読めば分かる通り、小説と専門書は文章の書かれ方が異なります。どちらの書き方を普段の生活や仕事でより必要とするかというと、専門書のような説明的文章だと思います。つまり、小説だけを読んでいると説明的文章の読み方や書き方の勉強にはならず、普段使える英語の習得はできなくなってしまいます。

「Very Short Introductions」について

「Very Short Introductions」というシリーズは、様々なものについて短く解説した本となっています。その分野は非常に多岐にわたり、科学系の分野から社会的な話題、さらにはもっと抽象的な事柄についてまで及びます。タイトルの内容について100ページほどで概要がきちんとつかめるように書かれている本となっています。

物事を学習するときには、まずその全体像をつかむことが重要です。しかし、色々な本が飛び交う中で、それができる本というのは少ないです。そんな中、このシリーズではタイトルにある内容の概要を必ず理解できる構成になっています。

「Very Short Introductions」の難易度

「Very Short Introductions」の難易度なのですが、説明的文章なので文法としてはそれほど難しくはありません。大学受験レベルの英文法ができていれば十分に読めると思います。

小説の場合、色々な表現を使うことによって読みにくいと感じることが多いはずです。推測するという技術も必要になってくるので、ちゃんとした小説を読む場合には結構な英語力が必要になってきます。

ただ、説明的文章であっても、単語は難しくなっています。これは日本語でも同じで、何かについてきちんと説明しようとすると専門的な単語もどうしても使わなくてはならないです。

しかし、単語は一つひとつ調べていけば良いだけなので、辞書を片手に(最近はネットが多いと思いますが)、調べつつ読み進めていけばそれほど大変ではないかと思います。

まとめ

英語を勉強しつつ興味あることについて概要を学びたい、勉強や仕事で使える英語力を身につけたい、という人にすごくおすすめの本となっています。

狭くニッチな事柄について書いてあるものもこのシリーズの中にはあるのですが、それよりも概要を掴むという意味で、広い事柄について書かれているものを中心にピックアップしました。下の「おすすめタイトル」をご覧ください。

気になるものが確実にあると思うので、とりあえず1冊選んで読んでみてください!新たな知識を英語で学ぶ楽しさが味わえると思います。

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