TOEIC対策

TOEICというテストは聞いたことあると思います。TOEICとはリスニングとリーディングの技能について、990点満点で評価するテストとなっています。その形式と対策法について、実際に受けてみた経験から話してみたいと思います。



TOEICの構成

構成については簡単に述べようと思います。

リスニング100問、リーディング100問、のマークシート方式で、それぞれ数タイプの問題が出ます。リスニングは約45分、リーディングは75分で解きます。

リスニングについてです。パート1は、写真を見ながら選択肢を聞いて、写真と合致する選択肢を選ぶという問題になります。パート2は、質問とそれに対する選択肢を聞いて、ちゃんとした返答になっている選択肢を選ぶという問題になっています。パート3は、会話を聞き、質問と選択肢を読んで、正しい選択肢を選ぶという問題になっています。パート4は、説明文を聞いて、図と質問と選択肢を見て、正しい選択肢を選ぶという問題になっています。

リーディングについてです。パート5は、短文内にある空欄を補充する問題となっています。パート6は、長文内にある空欄を補充する問題となっています。パート7は、長文や広告などを読んで、質問に答えるという問題になっています。

TOEICの対策方法

重要なのはこの部分ですよね。構成が分かったところで、じゃあいかに高得点を取るべきなのでしょうか。

リスニング

リスニングで重要なポイントは3つです。

1つ目は、単語力となっています。どの英語テストにおいても同じですが、リスニングで知らない単語がたくさん出てくるとどうにもならなくなってしまいます。TOEICレベルの単語をきちんと身につけておくことが、もちろん最初の段階では必要になってきます。

2つ目は、知らない単語が出てきたときの処理能力です。TOEICでありがちなのが、答えに繋がるキーワードが難しいということです。難しいといっても、英検1級で出てくるような日本語でも難しく感じるような単語ではなく、日常生活で出てくるような単語です。日常生活の細かな単語って日本人がカバーするのは意外と難しいのです。これらの単語の意味を、文脈や単語そのものから類推することができると高得点に繋がりやすいです。

3つ目は、集中力です。45分間ぶっ通しで100問も解くとなると集中力が欠かせません。自分にとって簡単な問題であれば集中力が続くので、そのような状態にしておくのが望ましいです。毎回類推しなければならないとするとそのたびに頭を使うので、日常単語もできるだけ意識して覚えるようにすると良いでしょう。模擬テストで出てきた単語は特に押さえておくべきです。

リーディング

リーディングで重要なポイントは3つです。

1つ目は、時間配分です。75分間の制限時間は100問解くにはかなり短いです。このパートはこの時間で解き終える、というのをちゃんと決めておかないと、最後の方の問題を一切答えられないまま終わる可能性があります。解けなくても進む、というのを恐れずに時間配分を確立しておきましょう。

2つ目は、速読力です。これは時間配分にも繋がることですが、いかに速く読めるかというのを常に意識しながら解いていくことが大事です。簡単なパート、難しいパートがあるので、速く読めるところはとことん速く読むようにするというのが大事になってくるかと思います。

3つ目は、図や表を読む能力です。これは、普段の英語の勉強ではあまり意識する部分ではないと思います。しかし、TOEICでは結構な量の図が出てくるので、ただの文章以外の物を正確に読み取る力を備えておく必要があるわけです。



まとめ

単語を覚えて、TOEICの概要を学び、ひたすらに問題集を解いていく、というのが王道パターンの勉強法だと思います。

単語帳は専用のものの他にも必要ならばもっと簡単なものにも手を出すべきです。問題集も今の自分のレベルにあったものを選びましょう。

また、模擬テストの時には、自分のレベルで最大限の点数を取れる方法は何なのかというのを意識しながら解くことが大事です。あまりレベルが高くない段階では、分からない問題は早々に諦めるという戦法が良いですし、レベルが上がっていくと難しい問題には時間を割いていくという戦法が良くなってきます。何回か試してみて、どうしたら点数が高くなるのかというのを見極めましょう。

下におすすめの問題集などを載せておきます。ぜひ参考にしてください。

おすすめ問題集