大学受験 遺伝

東大生というと「元から頭が良いから入れた」というイメージを持っている人も多いかと思います。実際、親の学歴と子供の学歴は似てくることが多いです。

それに対して「勉強法次第で大学には合格できる」という塾は多いです。実際、私も勉強法で大きく成績は上がると思います。

しかし、成績に遺伝が関係しないかと聞かれると私は「関係はする」と考えます。その根拠と対策について語っていきます。



大学受験と遺伝との関係性をわかりやすく

大学受験に遺伝は関係するが、正しい方法で勉強すれば誰でもほとんどの大学には合格できると考えています。

勉強をスポーツに置き換えて考えると分かりやすいです。100m走をするとき、身長160cmだと175cmの人に比べると不利だと考えられます。これは遺伝的な部分です。それでも、きちんとフォームを整え、正しい順序で練習していけば練習していない175cmの人よりも速く走れるでしょう。

身長160cmで日本トップになるのは難しいかもしれません。しかし、受験ではトップを狙う必要はないのです。偏差値的にトップである東大理三に入るにしても、日本でトップではなく100位に入り込めば良いのです。東大なら3000人入れます。しかも、相手は同じくらいの歳の人たちがほとんどです。

つまり、遺伝的に有利不利はあれど、きちんとした勉強法を実践すれば難関大学に入ることはできます。なぜなら、自分より遺伝的に有利な人の中でもまともな勉強法を実践している人はあまりいないからです。

大学受験における遺伝の差とは

遺伝の差がどこに出てくるかは大きく2つに分けられます。

1つ目は、一般に考えられているように記憶力や判断力に現れてきます。頭が良い人というと記憶力がバツグンだったり、頭の回転が速かったりというイメージですよね。ここは実際に遺伝的な差はあると思います。しかし、意外と大きな差ではないのが実情で、記憶力が良い人でも暗記のために単語帳を何周もしているようなことがほとんどです。

2つ目は、努力できるかどうかという差です。これが実は大きな差で、努力が得意な人と不得意な人がいます。毎日欠かさず一定量の勉強を続けられる人もいれば、気分で勉強しない日が多い人もいます。これは単純な勉強量に関わってくるので、段々と大きな差になっていきます。

どうやったら遺伝的の差を埋められるのか

遺伝の差を埋める方法について考えていきます。

遺伝以外で成績に関わってくるのがもちろん勉強法です。正しい勉強法を続けていけば、変な勉強をしてる遺伝的に有利な人には勝っていけます。その勉強法についてはこのブログで色々書いているので参考にしてみてください。

もう1つの大事なことは、もちろんその勉強を続けていく努力です。これは、自分の中で続けていく方法を確立することが大切です。分かりやすい目標と計画を決めておく、勉強についてのルールを定めておく、などの方法を取りましょう。

モチベーションの上げ方についてはこちらでも書いているので参考にしてみてください。



まとめ

大学受験は誰にでも乗り越えられるレベルの壁です。自分を信じて正しい方法で進んでいければどうにでもなるものです。受験期は非常に大変な期間ですが、頑張っていきましょう。

正しい勉強法については「あなただけの勉強計画を立てます」というサービスを行なっています。参考書や問題集を使った最適な勉強計画を、現状と志望校を照らし合わせて立てていきます。どうやって勉強を進めていいか分からないという人はぜひ1度試してみることをオススメします。

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