「大学受験に向けて英語を勉強してきた」「英検を頑張って受験してきた」という人は多いと思います。これらの目標がある人は明確な対策方法があるのでそれに従って勉強していけば良いです。
しかし、それらの試験は受け終わったうえで、さらに日常の勉強で英語力を向上・維持させたい人がいるかと思います。そういうときってどのようにして対策をしていけば良いのか迷うかと思います。
そこで今回は、日常の勉強で英語4技能をきちんと学んでいくための勉強法を紹介していきます。もちろん、自分の苦手なものだけをピックアップして勉強する、タメになりそうなものだけを選んで勉強する、という感じで良いのでぜひ参考にしてほしいです。
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Reading
Readingは普段のテストでは得意な人が多いかと思います。学校でもReadingを中心に取り扱うことも多く、単語を覚えているだけでもかなり読めるようになるからです。
しかし、実際に英語の本を読んでみるとかなり難しく感じるかと思います。そこで、Readingの練習をできる方法をいくつか紹介していきたいと思います。
Very Short Introductions
私の最もおすすめの方法は「Very Short Introductions」という本のシリーズを読むことです。これにはいくつか理由があります。
1つ目は、実用的な英語の文章を読むことができるからです。この本のシリーズは、様々なテーマについて1冊100~200ページほどで解説しています。普段よく使うのは小説のような描写的文章より、説明的文章なはずです。それを読む練習ができるのです。
2つ目は、知識が手に入るからです。様々なテーマについてわかりやすく説明されているので、英語の勉強だけでなくそのテーマの勉強にもなります。本当に色々なジャンルからテーマが選ばれているので、必ず興味のあるものが見つかると思います。
おすすめの使い方としては、普通に読み進めていって、その間に知らない単語を全部調べあげて簡単な単語帳を作っていくことです。
英語の本を読むと、知らない単語がびっくりするほど出てきます。それを調べあげてきちんと覚えてからもう1度読むことで、英単語がかなり定着するかと思います。本の内容を身につけるという意味でも、1回全体像を見てから改めて最初から読んでいくと理解が深まるはずです。
こちらのページでも解説しているので、興味のある方はぜひ!
The Japan Times
ネットの英字新聞を読むのも良い方法です。そのなかでもおすすめはThe Japan Timesです。
The Japan Timesの良いところは、まず普段見ているような日本のニュース情報を英語で読むことができるからです。やはり、せっかく英語を読むなら必要な情報を手に入れるほうが良いかと思います。
それから、The Japan Timesは無料で読むことができます。大量の英文を無料で読むことができるのは非常にありがたいことです。
アプリもあるので、そちらで楽しみたい人はこちらから→App Store・Google Play
Listening
Listeningは、大学受験や英検などでは非常にゆっくりわかりやすく話してくれています。普段英語を話す人の話し方はかなり速いですし、音の飛びとかも多くなっています。しかし、それに慣れないと実用的な英語力を身につけたとは言えないでしょう。
英語の聞き取りレベルとしては、ナレーション→スピーチ→映画、の順にレベルアップしていきます。とりあえず簡単なほうのナレーションとスピーチを聞く練習ができるものについて語っていきます。
Netflix
ナレーションを聞くのにおすすめなのがNetflixの英語番組です。
Netflixでは多くの英語の番組があります。そこではドキュメンタリー番組のような英語のナレーションが中心となる番組もかなり多いです。ここでもやはり英語聞き取りの上達と様々な情報を手に入れるという2つが達成できるわけです。
ドキュメンタリー番組の種類も色々とあり、世界中の部族を訪問してみたり、色々な危険生物を追ってみたり、と内容もかなり面白いものとなっています。自分の興味に合ったものがきっと見つかるはずです。
アプリもあるので、そちらで楽しみたい人はこちらから→App Store・Google Play
TED
「英語スピーチといえばTEDでしょ」というほど有名なものです。色々な人が自分の持ってきたテーマについてスピーチをしていきます。
スピーチは普通に喋るのと近い喋り方をするので、結構聞き取るのが難しくなってきます。さらに、スピーチは観衆を楽しませる必要もあるので、ところどころにジョークを挟んでくることもあり、それらを聞き取るのはもちろん字幕つきでも理解しづらいかと思います。そういう意味で実用性が高いかと思います。
TEDの大きな特徴は無料だということです。お金をかけずに英語スピーチを聞きたい人、興味のあるテーマについて人のスピーチを聞いて学びを深めたい人、はぜひ試してみてください。
アプリもあるので、そちらで楽しみたい人はこちらから→App Store・Google Play
Writing
1番対策が難しいのがWritingだと思います。日本語の作文力を養うのが大変なのと同じで、英語もやはり大変になってきます。大学受験レベルまでは文法が大体あっていて内容がおおむね伝われば良いですが、実用性を考えるとそれだけでは足りません。
添削サービスを受けて、きちんとした英語の文章を書けるようにするのが1番だと思います。
オンライン添削サービス
Writingでおすすめなのが、オンライン添削サービスです。これは、選び抜かれた講師たちがあなたの英作文を添削してくれ、さらに解説までつけてくれます。
対応している英作文の種類も豊富で、和文英訳、自由英作文、英検やIELTS用の英作文、などほとんどすべてのタイプの英作文の添削をしてもらえます。値段もかなりリーズナブルで、英語学校などに通うのと比べるとかなり手軽に受けられます。
無料お試しもできるので、ぜひ1度英作文添削をしてもらってみてください。
Speaking
Speakingはオンライン英会話か自分で練習のできるアプリを使うのがおすすめです。とにかく声に出して英語をしゃべるという経験を積むことが大切です。頭の中でできることでも声に出すのは意外と難しいものです。
DMM英会話
オンライン英会話の大手といえばDMM英会話だと思います。非常に安く英会話を楽しむことができます。
実際に英会話教室に通おうとすると、どうしても時間が指定されてしまい、さらに移動時間もかかり値段も高くなりがちです。DMM英会話ではこれらの悩みがすべて解消されます。
DMM英会話では、365日24時間対応しています。様々な国の人が講師になっています。相手が日本人だとどうしても日本語を話したい気分になってしまいますが、相手が外国人だとそれを避けることができるはずです。
とにかく自分から喋って伝えようという熱意が大事です。そういう英語に大事なメンタル面も鍛えられるはずです。
無料体験もできるので、まずは1度申し込んでみてください。英会話の楽しさを感じられると思います。
ベストティーチャー
こちらのベストティーチャーというサービスは、スピーキングをする前にきちんと準備するということを目的としたものになっています。
スピーキングがうまくいかなかったのは話す準備を十分にしていなかったからだ、という考えのもと作られており、スピーキングする内容をあらかじめライティングし、それを基にしてスピーキングレッスンを行います。
ライティングはスピーキング前に添削してもらえます。そして、スピーキング前に音声を聞きながら添削してもらったスクリプトを話す練習をしてから、いよいよスピーキングに挑むということになります。
いきなりスピーキングに入るわけではないという点で、初心者でも利用しやすいサービスだと思います。もちろん希望すればフリートークも練習できるようになっています。
私自身、このサービスは結構利用したのですが、実際に書いて添削してもらうと細かいミスが見つかります。しかし、正しいスクリプトを使ってスピーキングすることにより、自分の英会話に自信を持つことができると感じました。
人と話したいけど英語力にまだ自信がないという人に非常におすすめです。
トーキングマラソン
こちらは実際に人と話すことにハードルを感じる人におすすめです。人と話すのではなく、日本語をパッと英語に変換する練習ができるアプリとなっています。
スピーキングの難しい面として、じっくり考える時間がないということです。言いたいことをすぐに英語に直して話すことの練習ができるようになっています。
こちらの特徴としては、キクタンなどを作っているアルクという会社が作っているということです。キクタンを使ったことがあってそれに慣れているという人はこちらを使ってみるのが良いかもしれないです。
こちらも2週間無料お試しができるようになっているので、ぜひ比較のためにも登録してみることをおすすめします。
まとめ
英検やIELTSで対策するのももちろん良い方法です。しかし、それ以外にも方法を知っておくことで、継続的に英語力向上に努めることができるのです。
ぜひ自分の苦手なところからでも良いので、ここにあげたことを試してみてください。続ければきっと結果が出るはずです。
それぞれのリンクは下からもどうぞ
Very Short Introductions
The Japan Times
Netflix
TED
オンライン添削サービス
DMM英会話
ベストティーチャー
トーキングマラソン