大学受験直前期

大学受験の本番、人生が左右されてしまうという大きな舞台。今まで勉強をきちんとしてきても、このときに間違った行動をしてしまうと、その努力の成果が発揮できないかもしれないのです。

この記事を読んで、当日に心がけるべきことについて知っておきましょう。



体調管理

1つ目は、本番1週間前くらいからはきちんと体調管理をするということが大事になってきます。

これは誰もが意識することかと思います。本番当日に風邪をひかないように、せめて1週間前からは人混みを避けて、アルコール消毒などをきちんとするということが大事です。

また、朝から脳をフル稼働ができるように、生活習慣を整えて、食事も普段より健康的にしましょう。

直前期の勉強

2つ目は直前期の勉強の仕方についてです。

本番3日前とかに普通の問題集を解いていってもなかなか本番に繋がっていきません。読解力や数学力というのは長期的に鍛えていくことによって身につくもので、直前にやってもほとんど効果がありません。不安にならなくても、意外と解き方というのはそれほどまで抜けていかないものです。

では、本番3日前にやるべき勉強というのは何なのでしょうか。

それは「過去問の内容を覚えていく」という作業です。過去問の問題(特に数学と理科)5年分ほど解き方を含めて覚えていくというのがおすすめの方法です。過去の問題と似た傾向の問題が毎年少しは出るのが一般的で、その問題をきちんと取るために、直前は短期記憶で対応できる過去問を覚えこむというのが有効な方法だと思います。

本番前日の過ごし方

3つ目は本番前日の過ごし方についてです。本番前日はきちんと体を休め、できるだけリラックスして過ごしましょう。前日は頭を休め、緊張を感じないように精神的にも休みましょう。

家から直接試験会場に向かう場合は、前日は家で精一杯ゴロゴロして、好きなテレビを観たり、好きな漫画を読んだりして過ごしましょう。ホテルから向かう場合は、大学の周りを探索したり、美味しそうなご飯屋さんで食事をしたりして、普段とは違う環境を楽しみましょう。

このようにして過ごすことで、試験への異常な緊張感を少しでも軽減しましょう。

本番当日の考え方

4つ目は本番当日の意識についてです。

本番、試験教室に入ると、周りのみんながすごく頭が良さそうに見えます。みんながみんな問題をちゃんと解けるように見えてしまうんですね。よく考えるとそんなわけないのですが、異様な精神状態のせいなのか、そう感じてしまうみたいなのです。

このときに落ち着いて、「自分は周りのみんなより絶対に問題が解ける」と考えることが重要です。このときに限っては自信過剰な状態で挑みましょう。そうすると、解けない問題がちょっとあったところで「周りも解けてるわけないや」と考えて、焦らずに済むからです。

本番は何よりも落ち着くことが大切です。そのために前もってそういう考え方でいましょう。とは言っても緊張するものは緊張すると思うので、特にお腹を壊しやすい人は下痢止めなどを忘れずに服用するようにしましょう。



まとめ

試験前までは「自分はダメな人間だから頑張らなくては」という意識で勉強し、試験本番では「自分は神だ」という意識で挑むのが良いです。意識の変化は結果の変化に反映されていきます。

本番は1回しかないので、なかなか精神状態の調整は難しいと思うのですが、今までの話を参考にして頑張ってほしいと思います。